2010年5月17日月曜日

成果を上げるということ

6月11日から開催のサッカーワールドカップ南アフリカ大会。
ここまで来たら、あとは日本選手のゴールで1試合でも多く
勝つことを願うのみとなりました。

日本代表も全員が職業としてサッカーをしているプロ集団。
成果とはシンプルで、試合で負けないこと。
そして目標はベスト4。

この岡田ジャパンの目標が、現実的か否か論議されている
ところもありますが、それをやろうとすることが大切であると
感じます。(ある選手の受け売りですが)


当社でも常日頃から意識付けていることですが、
仕事とは成果を上げる為にするものだと考えます。

どんな組織でも成果を上げることを目的としている場合は、
メンバーの目的意識のレベルを上げ、進むべきベクトルを
同じ方向に導く工夫が必要となって来ると思います。

目的意識が希薄な場合、得てして仕事ぶりは以下のような
状態になりがちです。

やるべき大事な仕事が後回し→ 優先順位を掴んでいない。
量を追う事のみで満足している →手段を目的化している。
場当たり的な行動を取っている →全体を見ていない。

こんな場合は、所謂「木を見て森を見ず」といった近視眼的
な行動に陥っているのです。

チームのゴール(目標)と自分のゴールを一致させることが、
組織で働いていくための必須条件となります。

逆に、組織の目標にアジャストできないと、それは辛いことに
なりそうです。

ビジネスマンにとっても、ストレスを溜めないために、組織と
個人の考え方を一致させるよう努力するか、自分のゴールに
忠実に向う為に転職するか、判断しなければいけない場面が
来るはずです。

税理士や公認会計士の皆さんは、組織に貢献するという仕事
よりも、自分の持つ知的技術を駆使して、自分の興味ある
テーマで成果を上げたい、と願っている方が多いようです。

確かにそれは理想的ですが、個人個人の目的意識が
バラバラでは、チームでの競争には勝てません。

スポーツでも仕事でも、
自分が居る場所を輝かしいものにするために、成果に対し
貪欲に追求したいものです。


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