2011年1月28日金曜日

会計人のキャリアプラン

税理士・公認会計士の転職相談、求人・採用支援ならREX

税理士資格を持ち転職を目指している方にも色々なタイプの方がいます。
大学や専門学校を出てから会計事務所畑でずっと歩んでいる人。
一般企業で働きながら資格を取得して、企業内税理士をしている人。
会計事務所から一般企業へ移り、再び会計事務所や税理士法人への
転職を目指している人。

求人側からすると、やはり転職回数が少ない候補者を好みますが、
税理士・公認会計士の場合は、転職理由が明確で納得できるもの
であれば多少多くても転職可能だと思います。

最近のご登録者では、上場企業の役員を経験したような税理士資格者
も複数いらっしゃいます。

税理士に対して公認会計士の方はほとんどが監査法人出身者です。
監査法人を3年~7年くらい経験し、その後コンサル会社や一般企業、
会計事務所など、様々な方面へフィールドを広げ、専門性を高めています。

色々なクライアントを担当した、その仕事の中から専門性や方向性が固ま
ってくる方が多いですが、若い時期であればキャリアチェンジによって
新な分野に進むことが出来ます。

一方、30歳半ばからは、今までの経験の延長線上でキャリア構築を考えて
いったほうが、転職成功の確率は高いものと思われます。

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2011年1月26日水曜日

日韓戦

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昨日の日韓戦は凄かった。勝利おめでとう!
運も良かったけど、選手はチームワーク良く仕事をして、日本らしさを
出せた試合だったのではないでしょうか。決勝も頑張って欲しいです。

さて、税理士資格者が会計事務所で業務する場合のワークスタイルとして、
A:先端者が自己完結型のパターンと、B:数人のチームで顧問先を
フォローするパターンがあると思います。

会計事務所へ転職した際、AからBへなどワークスタイルの違いに戸惑う
ことがあるかもしれません。

小規模事務所から売上げ規模の大きな顧問先が多い税理士法人への転職
を希望する方は、どちらでも対応出来るようイメージしておくことが
大切でしょうね。

求人先会計事務所も、税務申告や顧客へのフォローを一人で全て出来る
人材が理想ですが、品質の平準化という意味では、チームで仕事した
ほうが相対的なレベルアップにはなるのだと思います。

個人のスキルを上げることが基本ですが、チームの総合力を上げるには
お互いの仕事のやり方など、阿吽の呼吸を理解している必要があります。

隣に座っている人がどんな仕事をしているか分からないようでは、
チームにはなりませんからね。

2011年1月25日火曜日

年金給付問題

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税理士・公認会計士の転職支援と、その求人に関わる仕事をしていると、
税や会計の新聞記事に目が行きます。

今日の日経でも、年金給付額の増大で公的年金制度の存続が危ぶまれて
いるとの記事がありますが、これは税金に直結する問題であるとともに、
随分前から予測できた事態だと認識しています。

ただ、財源の不足は以前の予測よりも大きいものであるようです。
厚生年金については、働く世代の収入の低下が標準報酬月額の低下になり、
厚生年金保険料総額の減収に繋がっています。
そして所得の減少が消費の減退を招いています。

保険料を上げるのか、税負担を増やすのか、年金支給額を減らすのか、
やるべきことは見えているだけに、全てに早く着手して欲しいと思います。

団塊世代が年金受給する2015年問題を解決するためにも、その世代に
活躍してもらえる職の提供をしてはどうかと思うわけです。

団塊世代の方々は競争社会で戦ってきたパワーがあります。
中には年金でのんびりと暮らしたい人もいるかもしれませんが、
案外一生働いていたいという人たちもいるのではないかと・・・。

団塊世代の税理士資格者も多いですが、皆さん一生仕事をしていきたい
と考えている方が多いです。

若い人の戦力化が急務ではありますが、シニア世代にも生きがい作りを
兼ねて、稼いでもらってはと思うわけです。
皆責任感のある世代ですから必ず戦力になるでしょう。

年金だけでは活発な消費に繋がりませんからね。

2011年1月24日月曜日

有効求人倍率

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最近の新聞紙上では、過去最低水準の大学生の就職内定率や、その対策、
既卒者採用の促進策など、若手人材の雇用に関する記事が目に付きます。

転職市場の真っ只中にいて感じますのは、単に求人数に対して求職者が
多いという「有効求人倍率の低下」だけでは済まされない根深い問題
があるということです。

つまり、「応募者の中に採用したい人材が少ない」という事が
新卒の内定率低下を招き、中途でも就職が上手く行かない人が多いと
いう原因になっているからです。

知人の大学生の息子さんは金融機関5社受けて3社の内定が出ましたし、
一般企業70社受けても1社も内定が出ない学生さんもいるようです。

弊社の転職相談者でも一人で何社も内定を獲る、何処でも欲しい人材も
いますし、正直ご支援が厳しい候補者がいるわけです。
この人材の2極化は、誰もが中流だった日本社会を崩し始めています。

それだけに、内定を出しても辞退される求人企業側としては、
求める人材は他社でも欲しい人材であると自覚して、自社の魅力を高め
ための創意工夫が必要だという結論になります。

弊社の自社採用についても然り。良い人材を採用するために、良い会社
にしていかなければなりません。


大手企業のみならず中小企業でも、採用する人材は誰でも良いという
訳ではなく、一定以上のマナーやコミュニケーション力など、対人
スキルを求めているということです。

ITが発達した功罪として考えられますのは、働き盛り層では労働の中抜き、
つまり知的労働者の求められるレベルが上がりルーチン事務作業者のコスト
低下を招いたこと。また若年層においては1対1のコミュニケーション力を
培う機会の減少が2極化の根底にあるのではないかと感じます。

新卒でも中途でも、欲しい人材は内定を沢山獲り、いつでも売り手市場です。
買い手市場で良い人材を採用し易くなったとは限らないのです。

受験でもそうですが、倍率よりも中身が合格基準に達しているかが肝心です。

「雲の上はいつでも晴れている」とはこういう事なのでしょうか。

税理士事務所のワークスタイル

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税理士を中途採用しようとしている会計事務所や税理士法人
に、求人の取材に行くことがあります。

求める人材について伺うわけですが、業務内容はもちろん、
その税理士法人(会計事務所)のワークスタイルをお聞きします。

先端者が顧問先を10社~20社担当し、その顧問先に対する
事務もコンサルティングも行なう「自己完結型」の場合と
20~40社担当しますが、先端者とは別に入力担当者や
サブ担当者がいる分業型・分担制の組織に分かれます。

どちらが良いかは、事務所の人員規模や顧問先の規模、
求められるサポート内容で変わってくるでしょう。

転職希望者に対しては、
税理士事務所など求人先のワークスタイルについても
お話しています。

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2011年1月23日日曜日

ヒアリング

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確定申告時期に医療費控除で所得税の還付申告をしようかと
思っていますが、還付申告は2月15日前でも良いらしいですね。

さて、税理士法人・会計事務所でも確定申告直前にスタッフが辞める
と大変との事。

早急にスタッフの採用をする必要があり、弊社レックスアドバイザーズ
でも、税理士事務所スタッフの求人依頼をされることが多くなっています。

確かに事務スタッフは大切ですが、この時期顧客からどのようなヒアリング
をするかで、税務コンサルティングニーズを掘り起こすことが出来ます
から、やはり税務経験の豊富な税務先端者が居ると助かります。

顧客は色々なボールを投げてきます。
まさにソリューション力を試される時期です。

税理士業務は、「話す」「聞く」「伝える」といった
コミュニケーションが大切なお仕事です。