2012年4月16日月曜日

人材育成

先日、社員全員で一泊二日の研修旅行に行ってきました。

日頃がんばってくれているメンバーへの労いも兼ねて
温泉旅館で夜の宴会は楽しみましたが、昼には研修の時間を
しっかり取りました。

「社員全員が共感・共有できる目標の設定」という研修テーマ
で、メンバーそれぞれが会社と自分の成長に必要と感じる
「直ぐ始めるべきこと、やらなければいけないこと」を自分の
言葉で表現してもらいました。

そして会社で取り組む目標として、具体的ないくつかのプロジ
ェクトを発足しました。

今までは代表である私が会社の向かうべき方向を示し、具体的
な目標も設定して、その内容をメンバーに徹底させることに
注力して来ました。

今回は、私がファシリテーターとなって皆から意見の出やすい会議
スタイルをとりました。それは若く能力のある弊社メンバーが、
主体性を持って自分の成長と会社の成長を重ねることが出来るよ
うにするためです。

社員一人一人が、
やりたいこと、興味のあること、必要と強く感じることを目標
にして、ワクワクしながら仕事ができれば、組織のムードは盛り
上り、一層の生産性向上が図られるのではないかと感じています。

弊社も10人足らずの小規模組織だけに、一人当たりのパフォー
マンスが会社の業績に大きく影響を及ぼします。

私ども人材紹介のコンサルタントは、対人コミュニケーション力を
駆使して、顧客の求める成果にコミットする仕事ですから、常に
人間力を磨く努力をしなくては個人の成長は望めませんし、お客
さまの満足度を高めることは出来ません。


人は自分が必要と強く感じたり、やりたいと思って自ら納得して
決めたことでないと、クリエイティブな発想が出にくい性質がある
ような気がします。

それだけに、チームで立てた目標が、メンバー各々の望む成果を生
むためのモチベーションとなりエンジンになれば、成功に向けて
自律推進するはずです。


とくに成長を目指す組織には、そういった自律する人材が必要です。
手間はかかりますが育成と採用は避けて通れません。

目標を達成するには、さまざまな障害が立ちはだかるかもしれませんが、
解決に向かうための会議手法を使って乗り越えていきたいですね。


前述した、社員それぞれから正確な意見を集約することが出来る会議
のやり方については、更に研究して皆様にもご紹介したいと思います。

目標に向けたプロジェクトの進捗が楽しみです。


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