2013年6月11日火曜日

「営業戦略」

親しい不動産事業者によると、最近は資産運用としてアパート一棟を購入希望するサラリーマンが増えているようです。

とくに名のある上場企業に勤務して年収1千万円以上の層が顧客の中心とのことです。
塩漬けになっていた株が上昇した機会に利益確保して、長期安定資産と思われる不動産を購入しているのかもしれません。
確かに一流企業のサラリーマンは勤務先の信用がありますから、銀行の融資審査が通りやすいのは事実です。
私のような事業主は一生働くつもりでいますが、サラリーマンには定年があり老後の収入の道を作りたいという心理がはたらきます。

サラリーマンは全国で約4000万人。
そのうち年収1000万円超は5%足らずと割合は少ないですが200万人近くもいる計算です。

中小企業の数と変わりませんね。営業戦略として今から個人のサラリーマンに目を向けてみてはいかがでしょう。

資産を増やすなら借入が出来るサラリーマンが有利ですし、もしかしたら、定年後に不動産管理会社を作るサラリーマンも増えるかもしれません。

ところが顧客からアパート購入の引き合いは多くても売り物件が少なく困っているようです。
事業用不動産ですから購入金額もさることながら投資利回りには敏感です。
買いたいタイミングで良い物件に巡り合えるか。

欲しいときに欲しい金額で手に入れる・・・人材採用と近いものを感じました。



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