2011年3月17日木曜日

出来ることは何だろう

税理士・公認会計士の転職相談、求人・採用支援ならREX

東日本大震災と福島原発、そして電力不足による輪電・節電政策。
次に訪れる危機は何だろう。

自然災害が発端ではあるが、如何に人間が人工的な環境で
生活をしているか実感できる日々である。


今出来ることは何だろうか。
寄付?ボランティア? 
出来る限り協力はしたい。

個人生活を守るのは・・・
日用品の買いだめ? 懐中電灯や蝋燭を確保すること?

モノは限りがあるから、根本的な問題は解決されない。

今は皆が不便さを分かち合うとき。
昭和20年~30年代に逆戻りしようか・・・・

節約が苦手な自分にとっては、またとない変革の機会と捉え、
被災者の10000分の一でも辛さを理解すること、
少しの不便さから何かを学べたらいいと思う。

物事は全て必然。前へ進むために必要なプロセス。

乗り越えれば、新しい共生社会へ一歩進めるのだと
信じています。

頑張ろうニッポン。

2011年3月15日火曜日

日本人の真髄

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3月15日は税理士先生にとっては仕事の節目となる確定申告最終日。
しかし、いつもと違い日本中が大震災により重たい空気が流れています。

今回の東日本大震災におかれましては、
被災者並びにご関係の皆様には謹んでお見舞い申し上げます。

さて、11日(金)の地震は、弊社オフィスでの面談中に起こりました。
揺れだした当初、直ぐに収まるだろうと思いながらいると、ゴゴゴゴ、
と音を立て、いつもと違う縦型の揺れとなり、これはかなり大きいな
と直感しました。

初めてお会いする方との面談中で、取り乱してはいけないと思いつつ、
18Fでもあり、スタッフに大声でドアを開けておくよう指示はしました。
自分はその場で踏ん張って、グラグラする間仕切りを抑えているだけで
精一杯でした。

やや収まったと思いきや、第二波がやってきました。
揺れは更に大きく感じました。まともに歩けません。

眼下に見えるビルは異常に揺れ、エアコンの室外機などが倒れる様が
全面ガラスの先に写りました。JR各線やゆりかもめも停車し、暫く
してレールの上を乗客が歩き出しました。

大きい揺れが止んだ後、電話とメールで外出している弊社スタッフに
連絡するも繋がりません。家族にも繋がりません。
無事でいて欲しいと祈るしかないことに気づかされました。

地震から2時間後くらいにスタッフが出先から徒歩で帰り18Fを上がって
来ました。家族全員の居場所も分かり安心しましたが、娘は家に帰る
手段が無いとの事でした。

夜になるまで各鉄道も回復見込みがなかったため、事務所に泊まる事を
覚悟しましたが、一部地下鉄と私鉄が復活した後に社員全員無事に帰宅
することができました。

その後メディアから伝わる東北地方の惨状はご存知の通り。
言葉に言い表せないほどの無常を感じます。

この事象から何を学ぶかは、人それぞれですが、日本人は危機には強い
と思いました。

電車が動き始め、駅は人で溢れかえっているものの、入場制限の指示に従い、
駅のホームで3列縦隊で整然と並んでいました。

その様子を見て、とても生真面目で、人に迷惑をかけない、そして和を
重んじる、まさに日本人の真髄を見た気がいたします。
日本人に生まれて良かったと思う瞬間でした。

復興に向け、日本が一つにまとまると信じています。