2011年4月4日月曜日

桜咲く頃

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4月に入り、例年なら桜の花見のタイミングをうかがう頃ですが、
今年の東日本は全く盛り上がっていません。寒さが長引き、開花
も例年より遅いようです。

被災地の人達の心情を察すると、自分たちだけ花見で盛り上がるの
は不謹慎と思うのは普通の感覚であるものの、経済の中心である
東京に元気が無くなってしまっては、日本経済復興の道のりが遠く
なってしまうようで心配です。

箱根など都心から近い観光地も、春休みだというのに閑古鳥が
鳴いている今の状態が続くと、被災地以外の経済も落ち込んで
行きそうです。

私たちが今できることは、活発な経済活動と消費活動を出来るだけ
止めないことだと考えます。支援とは気持ちの余裕はもちろんです
が財源があって出来ること。決して不景気のスパイラルを生んでは
いけないと思うのですが、どうでしょう?

原発問題と消費電力の制限という課題を抱えながらの経済活動は
決して簡単では無いはずですが、だからこそ英知を結集する時です。

少子高齢化へと向かっている日本にとって必須となる、シェア
リング社会が強制的に始まったのではないでしょうか。

シェアリングと経済発展という一見相反する活動を両立するため、
言葉だけでない「共生」について、もっともっと考えてみたい
と思います。

家族との絆や地域との繋がり、そして所属する団体や企業との連帯。
個人情報保護は大切ですが、隣に居る人が何者であるか、周りの人
から認知される自分でいることなどが身の安全を守ることにつながり
そうです。

様々な事情で入学式や入社式は中止になっていますが、盛り上がる
イベントの自粛はどこかの時点で解禁して行って欲しいと思います。

春休みに出かけることが出来なかったご家族も、Gwまで桜を見ら
れる東北地方に出かけてみてはどうでしょう。
http://お花見ガイド.jp/area02/ 

消費でその地域にお金を落とすのも立派な貢献だと思います。