2013年7月10日水曜日

「わかりやすさ」

最近、首都圏以外の税理士法人様から求人のお問合せが多くなりました。
地方の会計事務所が法人化して東京に支部を持つなど、
業容を拡大している例が見てとれます。

なかでも相続特化、医療特化、特定業界に強いなど、
わかりやすい特長で営業展開しようとする税理士法人が目立っているようです。

全体的に会計事務所が大型化している傾向がありますが、
この「わかりやすさ」が自社のポジショニングを作る重要なポイントとなりそうです。

強みを分かり易くするというのは、
コンシューマー向けにビジネスをしている中小企業では当たり前のサバイバルプランです。
「なんでも出来ます」というよりも「何に強い」というほうが消費者の印象に残ります。

マーケティングに力を入れている会計事務所もまだ少ない状況だけに、
体制を整え、大勢から抜け出るチャンスは大いにあると思います。

では、その体制とはいかに・・・・・
どんな企業(会計事務所)にしたいのか、経営者が明確にイメージし、
社員に伝えて行くことだと思います。そしてその考え(ビジョン)に従って、
それに似合った社員が集まって来るものと考えます。

忠誠心ある社員ほど、わかりやすいビジョンと行動指針を求めているのです。


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