2015年3月3日火曜日

最短での上達

3月1日から2016年新卒向け採用活動が解禁になりました。
学生が最初にすることは、大手就職NAVIに登録して、意中の会社説明会に参加することでしょうか。

私の学生時代のこの時期は、ほぼスキー場で過ごしましたから、当時の2月3月は、就職活動とは無縁でした。合宿→スキー場でのバイト→合宿→大会参加などの繰り返しです。 まあ、当時の楽しかった思い出は置いておいて・・・ スキーやスノボをやったことがある人は分かると思いますが、最短での上達を目指すなら、最初に先生(レッスンプロ)に教えてもらうのが一番。これはゴルフの最初も同じですね。レッスンプロに付かなかったことを後悔しています。

スキーは初心者で大学から始めましたが、上級の先輩たちから基礎を教えてもらいましたから、2年後にスキー学校でコーチのバイトができるほどになりました。我流に陥らなかった分(素直な分)、上達は早かったと思います。 基礎から教わったからこそ、雪と無縁の地域の修学旅行生を3日で山頂から滑れるように教えることができました。 教えてくれた先輩たちには、今でも感謝しています。

ある意味、仕事も同じだと思うのです。
監査は好きではないけれど、地味な監査で会計士としての基礎が養われたという独立会計人の先生も多いですね。

仕事が出来る人とはいったいどんな人でしょうか。
仕事が早い人?数字を残した人?英語が出来る人?
結果を出した人は、仕事が出来る人と思われますが、それがすべてではないと思います。企業では、キャリアを上げつつ継続して力を出せる人が求めれるでしょう。

キャリアの最初の時期にしっかりと教育を受けた人と、我流でやってきた人とは、後でちょっとした差が生まれます。自分が教わってないと、教えられないんですね。自分の持っている情報を開示して、仕事のポイントやコツを仲間や部下に伝えられる人が求められます。

技術やノウハウはマニュアルだけでなく、仕事に対する考え方も伝承することが大事です。組織では指導が上手い人は重宝されるでしょう。

会計士のみなさんは、一般的な就職活動をされた方ばかりではないと思いますが、新卒採用状況は景気の鏡なので知っていて損はないでしょう。

学生の企業への応募にはエントリーシート(ES)が不可欠です。 自分が何をしてきたか、どんなハードルを越えてきたのか、応募する会社で何をしたいのかを文字で表現します。

中途採用では、このESの代わりに職務経歴書が応募条件ですが、転職が初めての方は、この職務経歴書の作成でつまづく場合があります。

レッスンプロとして、人材エージェントを活用してはいかがでしょう。


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