2016年4月22日金曜日

危機管理

この度、熊本・大分地方の大きな地震によりお亡くなりになられた方々への心からの哀悼と、被災された方々へのお見舞いを申し上げます。 未だ予断は許さない状況ですが、一日も早い事態の収束と復旧にむけて動き出すことをお祈りしています。弊社の立場で今出来うることを真摯に考え行動していく所存でございます。

東日本大震災から5年。天からまた試練を与えられたのかと絶句してしまう事態が起き、自然の力は人間の予測を遥かに超えるという畏怖を感じています。

昨秋、仕事がらみで熊本に行ったとき、ちょうど稲の収穫時期で、山々に広がる黄金色に輝く美しい棚田の景色が印象的でした。稲作はじめ地域経済へ大きな打撃になると思うと胸が痛みます。

さて、このような緊急事態で何が大事であるかと言えば、まずはライフラインの確保と統制のとれた行動だと思います。個人個人が勝手に動き出すと混乱をします。先ずは自治体のリーダーシップが本領を発揮する場面ですが、各コミュニティ単位でもリーダーの判断と指示が重要になるのでしょう。

そういった緊急事態での統率力や判断力は、真剣勝負の仕事のなかで養われるものだと考えます。前例を踏襲するだけで上辺の仕事をしていても、いざというとき責任ある判断を下せません。仲間と目標を一つにして行動することは仕事の組織で訓練されます。

首都圏に同じことが起こらないとは限りません。
そうなってほしくはありませんが、危機管理は会社と社員の安全を守る経営者の仕事だと思いますので、前に進めて行きたいですね。


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