2010年8月16日月曜日

歴史から学ぶ

愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ。(ビスマルク)

終戦後65年を経て、私たち日本人が歴史から学んだことは
何なのでしょう。

ついにGDPで中国に抜かれ、”経済大国日本”の看板
は色褪せて、世界の視線が日本から離れていく・・・・。
国内政治も将来設計が上手く描けず、過去20年もがいています。
今こそ真のリーダーが必要です。

日本自らが武力を活用した打開策を選ぶことは2度とないでしょうが、
そろそろ存在感を示さないと、世界から取り残されていくという
焦燥感は70年前と変わらないのではないでしょうか。

元々教育熱心で優秀な国民であることは内外とも認めているところ
ですが、今でも本当にそうなのでしょうか。

大学を出ても10%は就職が出来て居ない状況。
グローバルな仕事を期待できる人材でないと大手企業も目を向けない
現状。

今後10年で国内の労働者人口が700万人も減るという人口構成を考
えると、現状の採用の仕方では企業も人材不足に陥ることが目に
見えています。

一方、若ければアルバイトで何とか生活は出来るので、失業はしない
がキャリアも作れない。勤勉、忠実、誠実などが日本人の特徴である
はずが、それさえも怪しくなっています。

この状態、ちょっとヤバくないですか?

極東の少数派である日本が豊かさを維持するには、結局「経済力」
を高めていくしか無いと思うのです。

政策は対処療法ではなく根治治療が待たれます。
大手企業が世界に逃げ出さないよう、今後の「税金改革」に注目
が集まります。

対外的には平和的交渉力を磨き、日本を魅力に感じ必要とする
国を増やしていくしかないと思うのです。


都内も練馬で38度とか。
身近では、この暑さがヤバいです。

税理士・公認会計士の転職相談、採用支援ならREX