2009年9月16日水曜日

心技体

語りつくされてはいるが、改めてイチロー選手が凄いと思うところは、
体の手入れを徹底して続けていること。プロスポーツ選手なら当然の
ことなのかもしれないが、元来身体が屈強な人は自分の健康を過信し
がちである。特別体格的に恵まれてはいないイチロー選手にとっては、
大好きな野球をずっと長く続けたいという思いが身体の手入れを怠ら
なかった源となったのだろう。

心技体のうち、ビジネスマンが一番疎かにするのも身体の手入れで
はないだろうか。
何度もプレッシャーのかかる場面を経験すれば図太くもなるし、成果
に貪欲になれば技術も経験値も上がっていくので力量として年を取
れば伸びるものだが、身体については若い頃の限界イメージが残っ
ていて衰えはなかなか自覚できない。

個人差はあるにせよ、30代までは仕事でもお酒でも遊びでも、頑張
りすぎた後早く元通りになるが、40歳くらいからはさすがに無理がこた
えて何日も引きずってしまうという体験は誰でもあるでしょう。

スポーツに取り組む良い季節となったが、健康維持とストレス解消を
兼ねた運動もオーバーワークは決して禁物。

ベストセラーというよりもロングセラーとなるために、心技体のバランス
をとっていこうと思う。

PS.
横浜を自由契約になった、
「46歳中年の星」工藤投手にも是非頑張って欲しい。

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2009年9月14日月曜日

”祝いイチロー200本”

”9年連続 200本安打 達成”
イチロー おめでとう!!

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青春の蹉跌

たまたまテレビでショーケンこと萩原健一さんの近況を伝える番組を見た。
昨年晴れて約5年の謹慎が明け、活動を再開したらしいが、今上映中の
小栗旬主演映画「TAJOMARU」への出演や音楽活動など、最近露出度
が増えていることに気が付いた方もいるのではないだろうか。

罪を犯したことについては、決して褒められないしその事実を消すことは
できないが、罪を償い社会的制裁を受けた後に才能ある人が再び表舞台
に立ち、新しい記憶によって過去を上書して行くというのは、芸能界特有
のものかもしれない。

事実ショーケンはアイドルだったテンプターズ以降、俳優になった後の
「青春の蹉跌」「太陽にほえろ」そして「傷だらけの天使」など、シニア世代
にはインパクトがあった映画やドラマの作品を多く残している。

しかし、ビジネスの世界でも罪とまではいかないけれど、挫折したり失敗
した後の復活により成功した例は沢山あり、いつの時代でもその物語は
感動を呼ぶものである。

過去は未来を作ることによって、過去についての解釈を変えることが
できる。というようなことを、ある本で読んだのを思い出す。

通常、過去の積み重ねが未来を作るのだと思われがちだが、実際は
未来を作ることによって過去が成立するのだと解釈してはどうだろう。

つまり過去の挫折がこれから作る未来を一層輝かせるのだと信じれば、
どんな境遇になろうが新たな希望を持って生きることができるのでは
ないだろか。

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