2016年4月27日水曜日

ある日の買い物から

休みの日に駅直結のファッションビルに入って家族の買い物を店の前でボーっ待っていたら「TAX ReFUND」の文字が飛び込んできました。 いわゆる税金の返還カウンターですが、外国の方と思われる買い物客がひっきりなしに出入りしていました。

こういった外国人観光客向けに消費税の返金手続きができる場所がいつの間にか増えていたのですね。消費税が10%になるとかはまだ分かりませんが、TAX-FREEのマークは増えることでしょう。

次に銀座で和食の店に入りましたら、やはり外国人グループが何組かいて、なにやら英語のメニューが出されていました。ちらっと見たところ英語のメニューは明らかに品数が少ないようでした。

ハワイなどへ行くと日本語のメニューを見せてもらう場合がありますが、選ぶメニューが少ないことがあります。外国の方に本当に満足してもらいたいのなら、メニューは大事にすべきでしょう。

一過性の観光客だと考え、店のオペレーションをただ回すという考え方だと、おそらく良い口コミは広がりません。トリップアドバイザーの評価も上がったほうが得ですしね。「おもてなし」のサービスが世界に勝てる日本の価値なのですから、そこは気を遣いたいところ。

専門家の仕事も、スポット業務は一過性のサービスと思ったら大間違いです。顧客のうしろ側にはたくさんの見込み客がいるのです。顧問業務だって顧客が期待する業務内容と金額が見合ってこそ、満足を提供できます。顧客は一度離れたら戻って来ませんね。

「結果にコミットする」とは別のCMですが、受けたサービスで期待どおり、もしくは期待以上の結果が出たら、その良かったことを他の人に紹介するでしょう。

結果が出たとは売れた時点ではなく、売れたあとに紹介をもらえたときだと考えたいです。

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