2012年5月22日火曜日

「空を見ながら考えたこと」

世紀の天体ショー“金環日食”を堪能しました。
雲の隙間からだったものの、
運良くオフィスの窓からしっかり見ることができました。

まさに神秘的な画でしたが、
オジサンたちが日食グラス越しに口を開けて空を見つめる姿は、
イースター島のモアイ像よろしく何とも奇妙な光景だったでしょう。

同様規模の金環日食を次に日本で見られるのは300年後とか。
来世?には撮影機能の付いた日食グラスを用意したいです。

冗談はさておき、有史以来人間の想像したことは
大抵達成して来たと言われています。

電話、飛行機、テレビ、パソコン、スマートフォン・・・登場した時点では、
どれもが驚きと所有欲を掻き立てる製品だったと思います。
これからも人の知的欲求と金銭的欲求を満たすため
様々な発明や進化があるでしょう。
ロケットでの宇宙旅行だって、実現は直ぐそこまで来ています。

ただ、科学技術の進歩に比して人間の精神性はさほど進歩していないようです。
自分のことしか考えない人はいつの時代も多く、
自己中心主義の技術革新の極みが環境破壊と地球滅亡一直線じゃ、
頭悪すぎます。

破壊と創造を繰り返してきた人類が、
これ以上不幸な歴史を繰り返さないためにも、
そろそろ自然の力に敬意を払わないといけないのだという予感があります。
今こそ世界的リーダーシップが期待されます。

私達一般人は、せめて自分の周りから良い流れを作っていくしかありませんが。

愚者は経験から学び、賢者は歴史から学ぶ。(ビスマルク)

宇宙の壮大さを肌で感じた一日でしたが、大きな視点で物事を考えて、
明るく生きて行きましょう!

さて、今晩は誰と飲むかな・・・


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