2014年9月2日火曜日

ハイブリッド型人材

先月だったか、女子バレーボールの日本代表が「ハイブリッドSIX」なる戦術で、国際大会の優勝に手が届きそうなところまで行きました。
コートに出る選手全員がアタッカーであり、守備にも長け、穴の少ない布陣だったと記憶しています。

ハイブリッドとは元々は「雑種」の意味だそうです。
産業界ではハイブリッドカーに代表されるように、ガソリンと電気といった異質なものを組み合わせてシステムに組み込むことなどが一般的です。
人材の分野でもハイブリッド人材なる造語もチラホラ出ています。

「技術力とマネジメント力」「開拓営業と管理システム」など、ある意味対極にある要素が兼ね合わさると、イノベーションを起こす人材になる可能性が高いようです。
IT技術を持ったアーチストが独創的なゲームを開発したり、統計学に強い営業マンが新たなマーケットを開拓するなど、ときどきスーパーマンがいますよね。

会計業界では、ITと会計、会計と英語、そして法人税と相続税などのスキルの併せ持ちがハイブリッド人材の例になっています。
また、知識吸収力(インプット)だけでなく、論理的説明能力(アウトプット)にも長けていればハイブリッド人材と言えるでしょう。

多くの転職希望者とお会いしてみてですが、若いころに苦手なことでも根気よくやってきた人は、ハイブリッド型人材になれる要素があるのではないでしょうか。
スキルの幅は、根気強く取り組んできたことが多い人に与えられるご褒美だと思います。


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2014年8月28日木曜日

良い汗悪い汗

暑い日が続いておりましたが、外回りをしている営業マンは大変ですね。
半日外出しているとさすがにこたえる日が多かったです。
それでも新卒の若い頃は暑さでマイッタという記憶はなく、キレイに日焼けするよう半袖ワイシャツをさらに腕まくりして太陽の下を歩き、営業車で湘南を周るときは渋滞を避ける裏道を開拓することに燃えるノーテンキ社員でした。

一日何度汗をかいたでしょう。
朝の通勤は冷房が効いてない満員電車で汗びっしょり。
仕事で大汗(冷や汗も)かいた後、大ジョッキで2杯3杯!汗かくために飲んでたようなものです。
でもストレス解消してサラサラした良い汗だったと思います。

実際、汗にも良い汗と悪い汗があるようですね。
最近の若い人は運動不足や食生活の乱れ、そして冷房の使い過ぎで良い汗よりも悪い汗をかく方が多いのではと思います。
人事マネジメントも社員に良い汗をかいてもらうような仕事を与えられればいいですね。

私も今では朝早い電車で座って通勤し、夏も長袖ワイシャツを着て極力日陰を歩き、涼しいオフィスで快適に仕事が出来ていますから、良い汗をかく機会は減っていますね。
この辺りは改善の余地ありと自覚しています。

体力にまかせてエネルギッシュに仕事をする20代の時期から、次第にテコの応用のごとく周りを活用し、大きな数字に近づける30代の仕事に変わっていきました。
40代以降はどちらかというと脳みそに汗をかくような知恵を絞る仕事そして意志決定の役割を担うようになりました。
これからは心に汗(良い意味で)をかくような、たくさんの感動を生み出していければいいなと考えています。


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2014年8月19日火曜日

本物のチームワーク

夏の甲子園、高校球児の熱い戦いぶりが毎日のように伝えられています。
1年生投手が頑張っているようですね。
入学して数か月の1年生エースの活躍はエピソードとしては映えますが、チーム内では様々な軋轢があったはずです。
1年2年とチームで努力してきた上級生を押しのけてレギュラーの座を掴んだことで、周りの選手の気持ちの配慮など、成長途上の生徒を管理する監督さんや部長さんのご苦労は多いことでしょう。

チームが勝つためにベストメンバーを組むことが必要なのは皆アタマでは分かっています。
でもレギュラーと準レギュラーそして試合に出れない部員・・・それぞれの立場での苦しみはいつの時代も存在します。
私も高校時代のバスケ部ではスタメンの次あたりの選手でしたから試合に出れない悔しさはよくわかります。
でも強くなるためには、個を磨いた上での本物のチームワークが必要なのです。

会社も新卒入社して数年は同期横並びですが、2~3年目あたりからは差が出て、実力のある若手社員は上を追い抜いて行きますね。
大手ともなるとさらに30代40代での出世争いは非常にシビアです。中途で構成されるベンチャーも会社が大きくなってくると、後から入ってくる社員が地頭は優秀だったりします。

さりとて組織もチームスポーツもエース一人では勝ち続けることはできません。ましてや実績ある助っ人も直ぐにチームの幹部にはならないことを皆知っていますよね。

会社勤めは長期の勝負です。年次に応じた功績を上げられる人望の厚い社員が幹部になることが望ましいはずです。
チームへの思いが強く、目標に向かってメンバーを盛り上げていける人がリーダーになって欲しいと願う経営者は私だけではないでしょう。


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2014年8月5日火曜日

知的サービス業

このところ、人手不足による飲食チェーンの過重労働問題が大きく取り沙汰されていました。
創業オーナー経営者が、ブラック企業では?との問いに、
ブラック企業の定義も状況も不確かな中で、悪いレッテルを張られるのは不本意であるというようなコメントを出していました。

たしかに、ブラック企業と決めつけられたら大変な痛手です。飲食サービス業は競争が激しいですから、美味しく、安く、そして安全に消費者に提供するには不断の経営努力が必要です。
事業拡大を果たした経営者の力量は相当なものだと誰もが認めるでしょう。
しかし、人間は機械ではありません。効率を求めすぎると目まぐるしさに翻弄されて疲弊が早まるような気がします。

オペレーションの秀逸さと、おもてなしの心持ちに長けた日本のサービス業は海外で通用する内容です。それだけにサービス業の現場は、安心して働ける職場に変えていってほしいものです。

一方、会計事務所もサービス業と言われて久しいですが、実際はクリエイティブな知的サービス業だと思います。
顧客は会計事務所に接客の良さを期待しているわけではなく、税や会計の専門分野で、良い提案があり、納得そして感動するくらいの問題解決力を発揮してもらいたいと考えています。

消費者は満足のいく結果に相応の対価を支払うはずです。
難しい資格を取得してプロのサービスを提供する会計人として、顧客を満足させるような仕事を追求していってもらいたいと願っています。

今日から税理士試験です。
顧客からの感謝を得られる素晴らしい仕事だと思いますので、是非大志を抱いて試験を乗り切ってほしいと願っています。


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2014年7月22日火曜日

情報を扱う倫理観

個人情報保護は、顧客情報を扱う企業にとって大事なテーマです。
最近のSNSなどでみられる第三者からのパスワード乗っ取り。
そして教育大手内部からの顧客情報漏えい問題。これらは個人情報の盗用という点で似ていても、外部と内部に対する対策といった防衛の仕方がだいぶ違うようです。

外からの防衛に対しては、セキュリティー技術を高めることと、社員などの会員防御に対する啓蒙が大事だと思います。
大学生の間でもパスワードを乗っ取られ、ウェブマネー版の振り込め詐欺のようなケースが出ているとのこと。
一層の注意が必要ですね。ただ、同じパスワードをかけないようにと言われても、会員サイト毎にパスワードを複数持つのは面倒ですからコトは厄介です。

一方、企業の内部から持ち出される情報については、より重大な事件に発展する可能性があります。
今回、個人情報が流出した個人会員に対して総額数百億円もの賠償予算を充てられるのは大企業だからこそできたわけで、中小企業なら木っ端微塵ですね。

最近の顧客データは複雑になり、連絡先だけでなく顧客の志向やさまざまなスコア、すなわち優劣が判断できるような内容もあります。
顧客の好みだけでなく、学力や健康状態などの情報などがひとたび一人歩きしたら大変なことになります。
実際、遺伝子情報までデータ化される時代が来てしまいそうですからね・・・

新しいことに対する規制は成長を阻害する可能性もありますが、ルールが決まっていない分野はやりたい放題になる危険性があり、難しいところです。

でも結局はすべて人間が行うことですから、しっかりとした倫理観があれば解決への道は探せるはずです。

私どもも個人データを扱う企業として、プライバシーマークを取得済みではありますが、社員の倫理教育を高く維持し、さらなる保護対策を立てて、皆さまの大切な情報を守っていきたいと考えています。


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2014年7月15日火曜日

自分のワールドカップ

ドイツの優勝で幕を閉じたブラジルワールドカップ。今まで見た中でも、一番スピードとテクニックに溢れた大会だったと感じます。
大会中負けなかったのはドイツのみです。
ほとんどのスポーツ競技では、勝って終われるのは1チームだけです。勝負の世界は勝って達成感を味わう以上に、負けて何かを学ぶことが多いですね。

仕事でも成功ばかりでなく、失敗してそれを糧に成長するものでしょう。失敗から素直に学べることが、一段上に行く基本なのだと思います。
もちろんそれは上を目指しているからで、悔しいと思わなければ失敗からは学べません。

会社組織で働く人の目標は、多くは与えられた目標であって、自分がいかにそれをそしゃくできるかです。何のために、誰のために働くのか?
ここに所属している意味は?そして自分の存在意義は・・・答えを見つけようと考えなければ、しだいに惰性に陥り、仕事がつまらなくなります。悪戦苦闘するプロセスを経ないで先に進める人はいないはず。とくに若いうちは反省の日々です。

でも、自分の人生は自分が主役。どこかのフィールドでは一番を目指したいですよね。
自分の中のワールドカップと思えるフィールドを見つけられた人は幸せですね。


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2014年7月14日月曜日

誰のために成長する会社にするのか

ある有名調査会社に登録されている143万社の企業情報について、 売上げ1000億円以上の大企業は2000社を少し超えた程度で全体の0.1%、 100億円以上の企業にしても約1万5500社、1.1%です。
99%ちかくが中小企業である事実がわかります。
約143万社のうち132万社(90%)が年商10億円以下の法人ですから、 会計事務所の関与先も多くはこのゾーンではないかと。

一方、調査会社の評点の平均は43点らしく、 年商10億円以下の場合、 51点以上の企業は11%しかありません。
56点以上だとさらに減って1.71%。
50点が平均でないことを知りました。

起業家にとって、先ずは1億円を超えて会社らしくなり、 さらに長期戦略を立てて組織を作り、 10億円超えを目指すのがあるべき姿かと思います。

拡大しないでも良い会社にすればいいのでは、という考えもあるでしょうが、 成長なくして企業の存続はあり得ませんし、 そこで働く社員も収入が上がらず将来への夢も持てないでしょう。
とくに中小の場合は成長しなければ必然的に人が去っていきます。

中小へ就職する若手人材が減り、 社員が辞めたらまた採用すればいいという簡単な時代ではなくなりました。
採用した人材を早期に戦力化して定着させる体制が不可欠です。

当たり前ですが、良い人を採用したければ良い会社にしなければいけません。
成長戦略を描いて社員を育てていかなければ長期勤続社員は望めないということになります。

誰にとって良い会社にするのか・・・考えどころですね。

企業の顧問をしている先生たちにとりましても、 中小企業関与先の発展が事務所の発展に繋がりますから、 どのように会社を成長させるかを経営者と一緒に考えていたけるかが 信頼を得られるポイントとなるでしょう。

顧客の声を聞ける社員を育て、 その社員の夢を育てることがこれからの経営ではないでしょうか。
当社も自社の組織作りには苦慮することもあり簡単ではないですが、 先ずはそこへ舵を切ることが大事だと思っています。

会社作りって面白いですね。


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