2015年4月30日木曜日

投票

先日、区議会議員選挙の投票に行きました。夜の受付時間ギリギリ、暗くてよく見えない掲示版のポスターを見比べている人が数人いました。ポスターを数えたら68人。そのなか選ぶのは大変です。

それにしても、掲示板に顔写真ポスターが貼られる告知スタイルは、昔と全く変わりません。どちらの区でもトップクラスで当選した候補者の写真を見れば、おそらく印象がとても良い方ではと想像します。もちろん実績もある方々だとは思いますが、やはり見た目が重視されるのは否めません。

今回の統一地方選挙の投票率は過去最低と聞きましたが、見た目の印象以外、誰に投票すべきか判断材料が乏しい現状を変えないと、今後の投票率も期待できないでしょうね。とくに、今の若い人は新聞をほとんど読まないですから、候補者情報を得る機会は少ないと思います。どうせ投票に足を運ぶわけで、その場でも検討する方法が欲しい。

投票所の選挙掲示板をIT化して、実績とか政策をスマホに取り込めるようにするとか、実績や政策など投票所にもっと情報があると良いと思います。運用にはお金もかかるかもしれませんが、若い人を選挙に向かわせるには、何かしらの工夫が必要だと思います。

ところで、昇進人事も投票で行う会社があるらしいです。面白い人事ですね。やり方次第では、公平で責任感を持たせる仕組みができるかもしれません。 議員選挙と会社の人事はちょっと違うでしょうが、どちらも選ぶ行為は一瞬であるものの、日頃の活動実績が周囲から評価されることが大事だと思います。

仕事でも、アピールが上手くない人は出世し難いと言われます。でもアピールだけで中身が伴わなければ、長期的な評価は得られません。仕事の報告、連絡、相談が出来ている上で実績を出す人が周りから信任を得られるのです。成果を出しても、仕事の中身を報告しない人はマネジメントする側になりにくいです。

選ばれるにはコツがあるのです。アピールというより、情報共有を積極的にすべきでしょう。人に与え続ければ、自分も得られるものが多くなるということですね。


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