2011年2月14日月曜日

国際税務か資産税か

税理士・公認会計士の転職相談、求人・採用支援ならREX

税理士・会計士を採用しようとする求人ニーズのトレンドとして、
大きくは2つのパターンに分かれます。

・一つは国際化への対応です。具体的な求人としては、
会計系コンサルティング会社や税理士法人での国際業務。
そして一般企業、多くは上場企業でグローバル展開を志向している
求人先です。
たとえば、国際税務、海外進出企業支援、IFRSコンサルなど、税・会計
プラス英語力を活かせる方面です。

・2つ目は、国内のオーナー企業もしくは資産家への税務コンサルティング
です。業務内容は、事業承継、相続など、資産の移転をアドバイス
する業務が税・会計の専門家に求められています。
こちらは税務会計とスキーム構築力や顧客個人に対する対人スキルが
求められる分野です。

求人の募集背景が人材の補充であるか、増員であるかということが
よく言われますが、募集背景の奥には求人先企業の経営戦略があります。

国際税務や資産税の専門性をつけて行きたいという転職希望登録者は
多いですが、同時に2つを追う事は難しいでしょう。

眼の前にいるクライアントの将来性を考え、予想される税・会計の論点
について先回り出来れば、適切なコンサルティングが出来るのだと
思います。

皆さん会計や税務の資格試験勉強をしてきた基礎がありますから、
経済トレンドの情報をキャッチアップして、顧客にアドバイスして
いくような仕事を心がければ、どんな業務になっても対応出来るよう
になるではないでしょうか。

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