2010年4月26日月曜日

ビルの谷間の定食屋

先日、中規模会計事務所の経営者とお酒を飲みながらお話を
させていただいた中で、「どんな事務所を目指しているのですか?」
という質問を投げ掛けてみました。

その先生は見るからにインテリで、とてもジェントルマン。
プラダやシャネルが似合いそうなスマートな方です。
公認会計士を主体とするシャープなコンサルティング会社を目指して
いるというような答えを予想したところ、

「ウチの事務所は高層ビルの谷間で営む定食屋みたいなものですよ」
という意外にベタな答えが返ってきました。

言葉の主旨は、大規模事務所を目指さず、大手事務所が敢えて入
ってこない、かといって普通の会計事務所では扱えない特化した分野
で一番になるという思いを伝えたかったのでしょう。

通常の法人税務監査のクライアントの数は、事務所規模の割には
多くなく、新規の営業もそれほど力は入れていないようです。

一方、事務所スタッフの有資格者率も高く、得意分野に関しては、
上場大手と提携し、プロジェクト案件のコンサルティング業務が拡大し、
日本全国というフォールドでビジネスチャンスを得ているようでした。

更に聞くと、その特化した分野に注力している会計事務所は全国でも
3社くらいしかないとの事。
だからこそ、社員一人当たりの生産性が2000万円を優に超えているの
だと納得しました。
恐るべし定食屋。
弱者が生き残っていくには、事業テーマ絞ることが必須であることはよく
言われますが、今までやってきたことを切り捨てるのには勇気がいる
ものです。

仕事では、キャビネットの中の使わない資料を捨て、
家では、この冬着なかった洋服や使わなくなったキャンプ用品を捨て、
頭の中は、常識だと思い込んでいた「こだわり」を捨て、
「強み」とすべき事に集中したいと考えています。

GWは何処も混みそうなので、掃除週間にしたいと考えています。



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2010年4月19日月曜日

親衛隊

中3の娘のバレーボールの公式戦を観に行きました。
その学校では部員数24名で、女子生徒数の5人に一人が
バレー部ということです。

年々、生徒数や顧問の引受け手も減り、部活動を維持して
いくのが大変な中では、幸い盛り上がっていました。

しかし部員が多いからといって強くなるとは限りません。
人数6人ギリギリで参加しても強いチーム(学校)がありました。
応援する大人の数のほうが多く、メガホンを握ったお父さん達
のリズムに合わせた低ーい掛け声は、アイドルの親衛隊かと
思わせるほどの熱心さで、微笑ましさをちょっと超えていました
が、周りの人達が必死で部活動を支えている姿をみました。
(もし親じゃなかったら異常な光景かも・・・)


かえって人数が多いと練習の密度も薄まりますし、チームを
統制するも一苦労です。

やる気のあるメンバー、指導者、練習時間、学校・保護者の
協力が無いと、簡単には勝てるチームにならないのが現実で、
いい意味での親衛隊は必要なようです。




一方、学校の部活動維持だけでなく、企業にとっても若年層の
就業人口が減ってしまうのは、企業の活力維持にとっては
由々しき問題です。



不況のあおりで新卒内定率が80%という状況で、
国を中心として社会全体で若年層の戦力化を真剣に考えて
行かないと、本当に国際社会から取り残されてしまうような
不安があります。


相変わらずブランド力のある大企業のみ人気が殺到し、
中小企業には人が集まりにくく、母集団を作る体力も不足して
いる現状を打破するために、国家としても若年層の採用・育成
の援助をお願いしたいところです。

新卒採用のシステムも今や陳腐化しているのではないでしょうか。

国と大学と企業が協力して、全体でインターン制度などを導入し
てはどうでしょう。一定のインターン期間を経て就業を決定すれば
お互いのミスマッチや無用な就労歴を増やさずに済みます。
もちろん中途採用でもインターン期間を設けてもよいと 思います。

また既卒者を中小企業が採用した場合の補助金などがあれば、
安心して教育・育成の期間を設けることが出来ます。


超えるべきハードルはいろいろとありますが、新卒4月採用主義
や経歴、転職回数など過去の既成概念を捨てないと、現状
の打破は難しいと思うのですが、どうでしょう?


今後、ゆとり教育で親掛かりだった子供時代、そして学生時代
を経て、いきなり戦場のような企業に入って自立しろと言われて
対応ができない若者が多くなるが目に見えていると思います。


ウチの子供達もゆとり教育ど真中なのですが、再度競争力を
取り戻すために、教育制度の大幅な見直しが必要と感じます。


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2010年4月6日火曜日

上昇気流に乗って

昼休みに散歩がてら、芝大門あたりを歩いている時、

暖かな風に乗ってヒラヒラと桜が舞っている情景

に遭遇しました。ここから新緑の季節を迎えるのだな、

と何だかとても明るい気分になってきました。

景気も上昇機運に乗って行って欲しいですね。


上昇と言えば、昨日打ち上げられたスペースシャトル

のディスカバリー号。

日本人最後の宇宙飛行士は 山崎直子さん。

その旦那さんは奥さんの夢を実現するために主夫に

なられたとの事。結構イケメンの旦那さんで、ご夫婦の

生き方もカッコいいですね。


宇宙飛行士の奥さんを父娘で送り出すなんて、

こんなドラマみたいな人生もあるのだな、と思いました。

でも、そこに至るまでは大変なご苦労があったはずです。

家族の問題等で、仕事に打ち込めず悩んでいる人も多い

と思いますが、人に話すと意外に皆何か抱えているもので、

自分だけが悩んでるのではないと気づかされるわけです。


私たちの人生でも、何があったって明日はやって来る

わけだし、流されるだけでなく、自ら進んで筋書きの無い

ドラマを作っていくことを楽しめれば、ストレスなんて

吹っ飛びますよ。


子供の頃、新学期のクラス替えが心配で前の晩寝付け

なかったように、春は新しい環境で不安になる人もいる

かと思いますが、無理に「是非頑張りましょう」という

よりも、「是非楽しみましょう」 というほうが当たっている

のだと思います。


暖かくなりましたし、まずは行動しましょう。


(春眠暁を覚えず・・・とならないうちに)



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2010年4月3日土曜日

再会

先日、ある機会で久しぶりに会った先輩3人と飲んで、

いろいろな話をする中で、

「♭みんなどう考えているんだ?」 「#なにがですか?」

「♭なにがって、老後だよ!」

という漫才のような件で、定年後どう過ごすのか、という

話題に入っていったことを思い出した。


僕自身は、定年などという概念は持ち合わせておらず、

会社が成長し、安心して誰かに経営をバトンタッチする時

が引退であり、今はまだ明確にその時期を決めていない。

今はメンバーとREXをどう伸ばしていくか考えることが楽しい。


経営トップを譲るのはやはり60歳くらいかもしれないが、

その後もキャリア&ファイナンシャルのアドバイザーとして

頭と体が動く限り、働いていきたいと思っている。


有名企業のサラリーマンである諸先輩方とはズレた

ビジネス人生を歩んでいることを自覚したが、


先輩方も僕も、元気であれば何かできるのだ、と思う。


しかし、こうして久しぶりに再会出来たのが、お通夜の

席のあとであったのが、何とも皮肉ではある。


今後、毎年1~2回は会って行こうよ、という事になった

のは故人が作ってくれた縁なのだと思う。

ありがとうございます。


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2010年3月31日水曜日

年度末

3月31日は入社式を控える新入社員のように、なぜかソワソワしますね。

気温も上がり、サクラも8分咲きくらいでしょうか。

明日はビジネスマンにとっての開幕戦。
スタートダッシュのため、4月1日を気持ち良く迎えたいものです。


早い時間から居酒屋が混むのでしょうね。


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2010年3月23日火曜日

叡智を発揮するとき

最近の日経新聞「私の履歴書」に、ユニ・チャームの高原会長

が寄稿されていますが、その成功物語からは、我々も大変勉強

になる知恵を得ることができます。

   

何といってもベンチャーの旗手にふさわしいチャレンジ精神と

情熱をもって、消費者の支持を勝ち取ってきたのだと思います。

内外の大手資本に対して品質での真っ向勝負を挑んだ姿勢には、

改めて学ばざるを得ません。壁にぶち当たったときに、叡智と

勇気を持って乗り越えてきた様子が、紙面から伝わります。

       

日本人はこの叡智を発揮するのに向いているようです。

別の新聞記事にも書いてありましたが、日本人は四季の変化を

感じ取れる優秀な感性を持っており、本来消費意欲も旺盛です。

サクラサク→合格・入学式、桜→お花見と連想し、それが消費

に繋がっています。

   

つまり豊かな想像力が消費を牽引しているのです。

将来不安を払拭し、物心ともに豊かな社会を作るには、今こそ

生活する人、そして働く人の叡智を結集する必要があると思う

のです。

   

話が大きくなってしまいましたが、

マーケティングというのも、日常で起きている些細なことでも

変化を感じ取り、生活提案をして消費を喚起し、豊かさを求め

成長発展を目指すことなのではないでしょうか。

誰の仕事でも常に何らかのマーケットを対象としています。

マーケットに受け入れられる為のサイクルを連想することが

肝心です。

  

何のために。誰の為に。どんな効果を齎すのか。

どうしたら良くなるのか。

目の前の事を解決するために次の段階まで関連付けして

考えるといった、日々の仕事でも連想の繰り返しです。

それ無くして本当の成果は生まれません。

     

人間に与えられた特殊能力すなわち叡智を発揮することが

将来に対する答えとなるではないでしょうか。

       

さて、

10年近く前、参加している経営者の会で高原会長に講演を

お願いし、今回の私の履歴書に書かれている一部が垣間

見られるお話を聞くことが出来ました。その時会長から、

「岡村さんの名司会で気持ちよく話すことが出来ました」

と素人司会の私を気遣っていただいたことに、改めて感謝

申し上げます。


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2010年3月15日月曜日

転職の動機

日曜日は近所に一人で暮らす父の様子を見に行くことがあります。

80歳を過ぎ、健康上いろいろと問題も抱えてはいますが、幸いに
して頭はまだクリアです。スポーツや政治、そして経済の話になる
ことが多く、時々弊社の事業についての話題に及ぶことがあります。
次男である私は子供頃、企業戦士の父とはあまり会話した記憶が
ありません。 それが今では父の一番会話する相手となっています。

某銀行に一生を捧げたお陰で、他人から見れば比較的恵まれた
老後をおくって来たと思います。しかし典型的な就社型でもあり、
転職を一度も経験していないため、転職サポートの仕事が
今ひとつよく分かっていません。

大きな組織しか経験が無いため、転職者に問題があるから、
という既成概念が強いのも事実です。

最近の就職難と上場企業の新卒採用状況が新聞記事に
なっているので、この前も「お前のところは商売になっているのか」
などと聞いてきたので、「ウチ(REX)はスペシャリスト転職に特化
しているから、なんとかなっているよ。」と適当に答えたら、
「どういう意味だ?」と意外にも食いついてきました。

今までも、どうせ理解しないだろうから「問題ないよ」とか
「まあ、大丈夫」とか、素っ気無い返事をしてきました。
関心があるのに私のほうからしっかり説明しては来なかったのです。

それだけに、父の理解力のあるうちに、ここはよく理解してもらおうと
先ずは噛み砕いて一生懸命説明してみました。
父も理解しようと努力していました。

・最近は人間関係の問題以外にも転職の動機は多岐にわたっている。

・ 中途採用ではゼネラリストよりもスペシャリストを望む傾向がある。

・大企業であってもM&Aなどで生き残りをかけ、従来と違う事業を
 行ない、現有メンバーでは対応できない業務は中途採用で補う。

・特にREXの専門である公認会計士や税理士資格者の場合、
 転職によって自分の武器(スキル)を増やしていっている傾向が強い。

・ 医師が専門の診療科目を持つのと同じように、会計士、税理士は
 資格を持ちつつも、それぞれ経験によって専門分野が分かれてくる。
 しかし外からはそれが見えにくい。

 などなど。

一応弊社の行なっている会計士・税理士専門の人材紹介について、
基礎は植えつけたと思います。父の耳が遠く、大きな声を出したせい
で、ちょっと喉が枯れましたが、話してよかったと思いました。 

初めて聞く人にも理解して共感してもらえるサービスを提供する
必要を益々感じました。

父には、また今度、仕事の話をしてみようと思います。
忘れてしまわないうちに。

税理士・公認会計士の転職相談、採用支援ならREX