2012年9月19日水曜日

「正社員の地位」

イトーヨーカドーが今後パート社員の比率を
9割に上げるという記事を目にしました。

優秀なパートには昇給だけではなく、
店長への登用も制度化するとのこと。
パートさんを蔑視するつもりは毛頭ありませんが、
パート社員という不安定な立場で店長として果たして
先を見通した店舗運営が出来るのだろうかと思った次第です。

一方、パートの売り場スタッフを増やして衣料品など
接客の機会も増えれば売上げが増やせるという利点はあるようです。

サービス業は分業化してパート社員を活用しやすい業態とは思いますが、
若いパート店長に指示されるベテラン正社員・・・・
世知辛い世の中です。

優秀なパートは店長以前に正社員に登用されるのが
従来のキャリアパスだけに、どんな組織形態になるのか、
業界のリーダー的立場である同社の動向を注目したいです。

確かに人口の縮小や高齢化により消費者への
新たなサービスの仕組みなど見直さないことには、
大手小売がコンビニ、ネット通販など他の業態に
シェアを奪われてしまう危機感があると思います。

弊社は中途の正社員採用専門の人材エージェントなのですが、
最近は管理系職種についてもコンパクトな組織の維持を目指し、
正社員採用を抑えてアウトソーシングが進んでいる気配を感じます。

マネジメントする正社員と助っ人となる
専門家の組み合わせが課題となっています。

人材をコストと見るか、未来を切り開く資産と捉えて育成するか。
市場が縮小する中で雇用継続と企業存続のせめぎ合いが続きます。

力がなければ正社員の地位は安泰ではないのです。

さて、敬老の日が過ぎましたが、
100歳以上の老人が5万人を超えているとのこと。
テレビでは顧問として企業で働く
100歳のサラリーマンが登場して驚きました。
電車通勤し、一日7千歩も歩いているようですが、
こちらは見習わないと・・・


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2012年9月11日火曜日

「コンサルティングについて考える」

コンサルティングが利益を生む時代です。
価格を下げたくないのなら、
コンサルティングに力を入れるべきだと考えます。

今では家を買うときも、デパートで化粧品を購入する際も、
保険加入でもコンサルティングのアプローチがとられています。

会計業界でもコンサルティング・フィーのウェートが
高い事務所は大概利益率が高く、スタッフの給料も高いようです。

顧客から受け入れられるアプローチ方法を考え、
コンサルティングの仕組みを更に洗練させることが
拡販への道となるのですが、コンサルティングの
ノウハウやマインドを組織に定着させることは簡単ではありません。

コンサルティングで食べて行くという覚悟がいります。

従来、税理士や公認会計士の専門家は、
専門知識がどれだけインプットされているかどうかを重視し、
一方、営業の仕事は目に見える結果、
すなわち数字を作るアウトプットにのみ注目してきた傾向があります。

知識吸収重視の会計人と、
結果重視の営業という対極の構図になりますが、
実際はどちらの職種も「コンサルティング」を行っていくならば、
インプットとアウトプットのバランスが大事です。

あらためて考えますと、コンサルタントは企業経営などについて相談を受け、 診断・助言・指導を行うことを職業にしている専門家であり、
コンサルティング【consulting】とは、
専門家の立場から相談にのったり指導する、
また企画・立案を手伝うサービスのことです。

コンサルティング手法を活用する営業マンは、
商品知識はもちろんのこと、顧客属性や業界特性の知識、
そして売り方や対面交渉スキルなど専門性が
高くないと売り続けることはできません。

私共人材エージェントのコンサルタントも、
顧客の問題を解決するアプローチを心がけ、
顧客やユーザーである転職希望者の声をよく聞き、
さらに内なる声にも耳を傾け、目標の達成をお手伝いしています。

顧客のゴールを見届けることが私達のゴールでもあるのです。

顧客に寄り添った本物のコンサルティングを実行できる
人材を育てることが私の仕事です。


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2012年9月5日水曜日

“秋波を送る”買い手企業

シャープと資本提携するという台湾の鴻海(ブランド名:Foxconn)。
「ホンハイ」と読めるようになったのは、
ここ最近という人もいるのではと思いますが、
誌上にこれだけ登場すると気になりますね。

数年前からシャープに“秋波を送ってきた
”ホンハイさんもなかなかの交渉上手で、
揺さぶりをかけてシャープの株価下落をじっくり待っているようにも見ます。

最近の交渉手順を見ていると、
まるごと手中に収めようとしているのではと少し勘ぐってしまいます。
一方シャープは大企業の舵取りの重さを感じます。

さて、この“秋波を送る”とは、辞書では
「女性が男性の気を引こうと媚を売るような眼つきで見ること」などとありますが、
「ラブコールを送る」と同様、M&Aの記事に買う側の態度を表す言葉としてよく出てきます。
秋波の語源は中国語で秋のころの澄んだ波。
美人の涼しげなまなざしに通じるものがあったようです。
さすが昔の中国人は目の付け所がシャープです。

でも企業買収でお金を出す側が流し目なんてちょっと気持ち悪いですけどね・・・
見た目は媚を売るようにラブコールを送っているようだけれども、
腹の中は真っ黒。
丸呑みしたい魂胆ありありで・・・・M&A交渉につきものの生臭さです。

ただ、なんといっても液晶技術で一世を風靡した
あのシャープがもしかしたら買収されるかもしれないというのもショックです。
ソニーやパナソニックも同様にリストラをしている状況で、
家庭用テレビで稼いできた日本の家電メーカーの苦悩が想像できます。

SANYOの例にあるように大手メーカーには再編の波が来ています。
大手企業だから安心という時代ではないんですね。

それは安定企業を志望される転職希望者の方々も理解しておく必要があります。
安定は自分の腕で築いていくのが正しいと思うわけです。

それにしても、商品開発力のある日本が誇るシャープさん。
復活に向けて頑張ってほしいです。

最近娘が紛失した携帯電話の代替がシャープのAQUOS携帯でした。
AQUOSブランドの行方が気になります。


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2012年8月28日火曜日

「中継ぎの条件」

プロ野球もパリーグが混戦模様。
前半戦は低迷していた西武がいつの間にか上位に現れました。
抑えピッチャーの復活が躍進の要因らしいです。
近代野球は先発・中継ぎ・抑えの分業制。
先発完投型は投手のお手本ですが、
良い中継ぎと抑えが揃っているチームが長いシーズンでは有利ですね。

さて、日経を読んでいたら
日本中継ぎ経営者協会という社団法人が発足するとのこと。
いよいよ経営者の中継ぎが登場しましたか・・・

社長に何かがあったとき、多くの場合は外部の人よりは
社長のナンバー2にあたる役員が一時的に経営を執行することになるでしょう。
しかし、社内に人材が居なければ中継ぎ経営者の要請もあり得る話かと。
実際、創業経営者の後を継ぐ人材の実力不足で
会社が傾くことも少なくなりません。

中継ぎ経営者の候補人材が“税理士・公認会計士資格者”
というのは確かに頷ける話ではあります。
さまざまな会社の経営を見て来ている数字の専門家ですから、
効率的な経営をすることは可能でしょう。

ただ、私の感覚から言わせていただければ、
経営を知っている有能な税理士・会計士の方々が必ずしも、
経営者として優秀かどうかは何とも言えないところです。
やはり経営知識だけでなく、経営者として業績を上げた人が適任だと思います。
経営も真剣勝負の世界です。
ルールを熟知する審判経験者だけではプロ野球の監督はできないですよね。

どんな中継ぎ経営者が現れるのか期待していますが、
知識や知恵を利益に変えられることが良い経営だと思いますので、
そのポイントが分かっていて、
人を動かせるだけの人間力が備わっていて欲しいです。

中継ぎの条件としては、失点を食い止め、
本当の後継者につなぐ役目を全うする私心のない人が良いと思います。
数字だけで評価できないのが中継ぎの難しさです。

セの巨人も中継ぎの山口鉄也投手が素晴らしいので
1位独走中というのも納得です。
巨人が強いと経済も安定すると言われてきましたが、
混戦のパリーグのほうが面白いかも。

それはともあれ、今は“ヤングなでしこ”のほうが断然興味あります!
国際試合で、左右の足でFK決めた
日本人選手なんて見たことありますか?


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2012年8月21日火曜日

「個と総合力」

ロンドン五輪で女子サッカーが見事メダルをとったけれど
4年後のメンバーはどうなるのだろうと勝手に心配していたところ、
昨晩「ヤングなでしこ」の試合をテレビで見ていて、
改めて日本女子サッカーの技術の高さと層の厚さに驚きました。

ボール支配率が高く、小さな身体ながら外国人選手に当たり負けせず、
個々のキックやトラップも正確という印象です。
誰がピッチに立ってもプレーの質に遜色なく、
ジュニアの育成が広く浸透していることを物語っていました。

フル代表Wカップの連覇とリオ五輪での
連続メダル獲得に向けて是非期待します。

さて、今回の五輪団体競技で日本のチームワークの良さが目立ちました。
しかし、チームワークの良さだけで勝てるほど勝負の世界は甘くありません。

団体競技が一人のスター選手だけで
勝ちきれないのは過去の例でも明らかです。

今夏の高校野球でも、2年生ながら4試合68個の
奪三振を記録した投手が現れ、あの坂東英二氏の記録を
抜いてくれるかと期待しましたが、ベスト8で夢破れました。
あと1試合勝っていれば、チャンスあったのですが・・・

やはり他に負けない武器を持つ個の層が
厚くなければ連戦連勝は難しいのでしょう。

会社組織もその業界で勝つための戦略が不可欠です。

個人の武器を磨き上げ、チームへの貢献マインドを持つ社員は、
どこでも欲しい人材だと思われますが、
彼らが働くための環境整備は経営者が取り組むべき課題であり、
組織総合力への第一歩です。

採用の連続性と育成システムの底上げ。
成長を求めるなら絶えず考えなければならないテーマだと思います。

さて、オリンピックの余韻に浸る間もなく、
お盆明けの慌ただしい日常が始まりました。
やり残している課題も山積。何から片付けて行こうかと。

それにしても日本選手団による銀座の凱旋パレードに
月曜日というのに50万人が集まったという・・・

大衆はヒーローを待ち望んでいるんですね。


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2012年8月7日火曜日

「組織を学ぶロンドン五輪」

真夏の夜の夢、深夜にロンドン五輪から
たくさんの夢と感動が届いています。
なでしこジャパンの決勝進出おめでとう!
期待を裏切りません。

五輪全体を見て感じるのはチームワークの大切さ。
印象として日本は団体戦で力を発揮しますね。
男女サッカーのメダルへの期待が膨らみますが、
水泳の男女メドレーリレー、女子卓球、フェンシングの躍進ぶりは、
金ではないけれど鳥肌もののメダル獲得劇でした。
柔道も団体戦があればよかったのに・・・。

与党某国会議員(*代議士は衆議院議員のみ。蓮舫は参議員なので)の
「2番じゃダメなんですか?」という発言を思い出しますが、
スポーツもビジネスも真剣勝負の世界ですから最終目標はやはり1番。
金メダルが欲しい。
2番や3番を目標にするのは1番を獲る過程と考えるのが本筋と思います。

しかし、今回のオリンピックは金には届かなくても
感動的なメダル獲得が多いです。
応援していた選手の家族から「銀は金より良い、銅は金に同じ」
という素晴らしい労いの言葉を聞きました。
メダルの色が何であれ最高のパフォーマンスには感動があり、
本人も納得できるのだと思います。

身体能力と練習環境で劣る日本選手団が外国勢に勝つのは、
技術と共に練り上げた緻密な戦術の賜物と思いますが、
最後は個人個人のハートの強さがモノを言うようです。
お世話になった人、そして仲間のために頑張り共に勝利の喜びを分かち合う。
日本のチームワークは、組織への犠牲心や使命感から来ているのだと感じます。

団体スポーツと言えども個人のアスリートの集まりで、
やはり各々のスキルの高さが不可欠であり、
その上でマネジメントする立場のコーチや監督は、
一人ひとりの目標設定とモチベーションを
上げることが最も大切な仕事となるのでしょう。

同じ組織のメンバーも目標を共有する仲間であり同志です。
チームで働く我々も日本選手から色々な意味で吸収したいと思います。

とにかくサッカー男女。メダルの夢を実現してほしいです。
今週も寝不足は続きます。


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2012年7月18日水曜日

「取材を受けて思ったこと」

先週、経済専門誌の取材を受けました。

いろいろな質問を受け、顧客、会社、社員、自分と家族について、
日頃思っていることを答えたつもりですが、
いろいろと改めて考える良い機会となりました。

起業したキッカケは?
影響を受けた恩師は?
人生の転機となったのはいつ、どんなこと?
社員にはどんな言葉を掛けていますか?
好きな言葉は何ですか?
etc・・・

私自身は曲がりなりにも事業を経営する立場ですから、
どの質問にでもある程度は話せたと思いますが、
記事にしたときにインパクトがある内容だったかは正直自信がありません。

自社について、自身について、何をポイントにして話すべきか、
今一度のたな卸が必要と感じました。

つまり、自分のような世間ではさほど知られていない経営者は、
よほどインパクトのある事業内容や個人的なエピソードがないと、
多くの読み手に関心を持っていただけません。

取材を経て、顧客、ユーザーそして社員と家族のため、
今後一層の付加価値すなわちブランド力を
向上させることが重要であると強く感じました。

人材採用をする際も、自社を語る最適な機会となります。

自社について説明する前に、
会社のビジョンをより真剣に考えることになります。

未来のゴールをイメージして、
具体的な計画に落として決めたペースを落とさず走り続ける・・・

事業経営はストイックです。
と言っても、楽しくなければ仕事は長続きしません。

ビジネスという、終わりなき活動をいかに楽しく出来るかどうかで、
社員も長続きするのではないかと考えています。

自社メンバーには、
「他者に感動を与えられる仕事が出来れば最高だね」と話していますが、
先ずは社員全員が自社の経営理念を同じように語れるようにしたいと思っています。

それにしても、取材された記事が雑誌にどのように出るか、
ドキドキして待っています。


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